医療の現場で奮闘しているのは、新型コロナウイルスの患者を受け入れている病院の医療従事者だけではありません。今、コロナウイルスの影響で、入院から「在宅医療」に切り替える人が増えているといいます。
https://www.mbs.jp/mint/news/2020/05/19/077054.shtml
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「想像を膨らませてしまって恐れておられる。不安の正体を明らかにしてあげて、それは恐れるに足りないとか、もしくは、こういう対策をすれば大丈夫だねというような。対話で手当てをしていくというのが大事かなと思います。」(大越猛医師)
「在宅で過ごされる患者さんは、基礎疾患があって非常に脆弱な方たちばかりなので。(コロナに)うつってしまうと多くの方が重症化すると思いますし。(ウイルスを)持ち込まないということは絶対にやっていかなくてはいけないと思ってやっています。」(大越猛医師)
「単にその人の苦痛を取るとか、状態を管理するという医学だけではなくて、もっと大きく言えばその人の生活、さらにその人の人生そのものにフォーカスを当てて、そこに伴走するというか、寄り添う意識でやらせていただいていますね。」(大越猛医師)
「先生はいつも笑顔で大丈夫大丈夫って言ってくれますからね。やっぱり気持ち的にものすごく楽です。先生の顔見るまでが不安なんですよ。2週間に1回だけど、本当は1週間に1回でも来てほしいんですけどね。先生も忙しいからそんなわけにもいかないしね。今は先生の顔を見るために過ごしています。」(西山スミエさん)
「コロナが何らかの影響を及ぼして、(最期を)お家で過ごすという選択をされる方が今後増えてくるのかなと思いますね。ご自身のお家で穏やかにご本人らしく過ごすという穏やかさというのをこの慌ただしい中でも失わないようにすることが一番大事かなと思っています。」(大越猛医師)